グルはあなたの目で ものを見ているーー永遠のヨギー(パラマハンサ・ヨガナンダ)

 

ヨガを初めた頃、先生に勧められ図書館で借りた これ。

 

あるヨギの自叙伝

あるヨギの自叙伝

 

 

実物が届き、ボリュームに げっ!、ページを開き、級数の小ささと二段組に げっ! とします。読みきれるんかね…

 

アーサナーしか知らなかった私が「ヨガ」を知るために読み始めたのはいいけれど、まったく頭に入ってこない…   読み始めると毎回眠くなる…先は長い…ツマラナイ…と、読みきれず返してしまった本。

ツマラナイのは本じゃなくて、
ワタシだったんだけど、

そのまま ずっーと忘れてた、ヨガナンダのドキュメントが映画化されたので、いってきました。

 

 

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今回は、寝なかった!

食い入った!

「あるヨギの自叙伝」に挫折しても、
このドキュメントを見るのもいいかもしれません。

長〜〜い本が読みたくなるから。

 

 

己を改革したものが大勢のひとを改革できる。物質的な世界が究極の世界では無いのです。それを超えた世界を我々は知ることができるのです。

 自分自身が霊的存在だと理解しながら生まれたヨガナンダ。探し求めた師、ユクテスワに会ったとき、お互いが全てを理解していたという超人っぷりです。

 


彼らの出会いもそうだけど、
自分を生かす相手
(引き出してくれる?)と出会えたとき、
人生がみるみる変わるじゃないですか。

グルとかメンターと言われるそれは
人として尊敬できて、生き様も尊敬できて、
さらにはくだらない疑問にも答えてくれる
光(ライト)みたいな存在です。

真っ暗闇で見えなかったものへ
光を当てて見せてくれる、
私のチカラを引き出して
エネルギーぱんぱんにしてくれるから
教えてくれることすべてを
迷いなく受け入れられます。

学校を卒業すると「先生」がいなくなる人が多いけど、
社会へ出てからの方が、学ぶべきことは 多くなります。

自分で勉強するのも必要だけど
独学だけじゃ 独りよがりになりがちで
我が育ちすぎることがあります。
謙虚に学ぶ姿勢を保つのはもちろん
師や仲間が居てくれるのは
学び終わって離れたあとでも
大きな支えになりますし、
話し合うことは理解を何倍にも増やします。

文章以外、
実物の「師」にふれることで
理解することってありますよ。

  

 

話はヨガナンダに戻るけど、

グルのもとで数年過ごしたヨガナンダは、アメリカへ渡りヨガを広め  数々の仕事を成し遂げます。ユクテスワとヨガナンダの絆は、距離も関係なく、兄弟や親子以上に深い愛で繋がれた、とても強い絆でした。

しばらくするとユクテスワは亡くなってしまい(ヨガ的に言えば「肉体を離れる」)悲しみのどん底へいくヨガナンダ。

 

師は何処へ… と問う彼への答えがね、

「わたしは あなたの目で ものを見ている」

 

!!!!

 

あー   これは嬉しい
また マグマ…

さらにエンディングで  これ

 


Still (from the DOGMA soundtrack) by Alanis Morissette

 (歌詞付き)

 

字幕も見ながらもその曲を
聴いていたとき(正確には読んでいたとき)
めちゃくちゃ幸せで泣けてきて、

この正体がわたしのなかに居ると思うと、充足感たっぷり。

 

「I」は、
私自身の  思い、行いを全て見ていて、
何のジャッジもしていない
どんなときでも愛してるって、
超しあわせ じゃんね

他者というのは自分を見せてくれる
別バージョンの我が目のような存在で、「自分」「自分」ってウルサイけれど、「自分」なんて、周りがいないと認識できない、影響し合って存在できるものでした。

そんな「他」の中に自分を見れば、比べること くだらない嫉妬も卑下も、怖いも緊張も消えていって、一体感みたいのが じょわ〜って でてきます。

…お腹も空くし、眠くなるし、二重顎の写真や、体重計の数字に振り回されて
じょわ〜 も スグに忘れちゃうんだけど w

 

そういう瞬間が続くとき、とても満たされた良い気分なんです。そこを、ぼちぼちと増やしていくの。

 

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ヨガナンダの夢に現れたユクテスワは

「ヒラニャローカ」というアストラル体別次元の世界に居るらしい。

 

なにそれ、…きになる

  

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