芸術テロリスト  Banksy

 

Wall and Piece

Wall and Piece

 

 

ステンシルメインのグラフティー職人で、顔も本名も隠した覆面アーティスト。

シニカルなメッセージをゲリラ的に描いては去って行くーーその作品がいつの間にか高額で取引されるようになり、さまざまなオファーがやってきますが、彼はそっちに行きません。

blurのジャケットは描くけれどDavid Bowieは断る。

montageとTシャツは作るけれどNIKEmicrosoftとは仕事しない。

 

つまり、金で動かず 自分のイズムで動いてる。

 

ものすごく気になる…

 

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いまでも町中で描いているグラフティライターの彼は、額縁に飾るものを描く気は無いそうです。

リビングやダイニングに飾られることがストリート・アートの宿命だとは思わない。美術館なんかよりも河川敷のほうが空間として興味深いから

 

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記事の頭に紹介した本、Wall and Piece は、このグラフティが表紙です。

何気無く見ていたこの表紙が「パレスチナ分離壁に描かれたもの」と知ったとき!!! こいつは凄い!!と ぶっとびました。

 

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切り取られTシャツやマグカップのプリントになることより、この場所の この壁に描かれることの意味や、彼がイギリスから此処へ描きに来た理由。

ペラペラと語るより、一枚の絵で伝える凄さまで。

そして、自分自身のアピールは無しで帰ってく。

 

こういうの たまんない。