ブログへ載せる料理の写真ーー否定の先にあったもの
料理の写真をブログにアップすることについて
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わたしはずっと意味がわからずに、そういうものをスルーしていたのですが、
最近、本当に美味しくて愛のある料理をたくさんたくさん出してくれる人に続けて出会い、それをいただく機会を数回繰り返したとき「写真に残したい」という気持ちを 初めて知りました。
家庭でつくる日常の食事です。
彼女たちは心から喜んで食事を作り、考え、楽しみ、もてなしてくれます。
だから、とっても食卓が美しいのです。
そして、見とれて撮りたくなります。
料理の写真を撮ることは
綺麗な景色や動物、自分の子供や好きなひと、美しいと思うものを写真に収めたくなる気持ちと、同じなんだと気がつきました。
…そうさ、いまさら!!
ただ愛があるから、収めたくなるっつー
とてもシンプルな表現だっただけで
そこに意味や理由を求めようとしていた 自分のバカらしさに気づかされて、
みんなは素直にあたりまえに感じていることを
ただ私が斜めに見ていたから分からなかっただけという
あいかわらず、こんちくしょーと 懺悔の目水を流すわたくしでした。
そうしたら突然「レミーのおいしいレストラン」という映画を思い出しました。
厳しい料理評論家がラタトゥイユを食べて子供時代へぶっ飛ぶシーンです。
このときも号泣したはずなのに、なぜ涙が出たのかなんて考えもしませんでした。
だけど、それはきっと同じもので、
味の美味しさだけに振り回されがちな私へ、そこに込められたものの偉大さを思い出させてくれたはずです。
評論家の彼は、そのラタトゥイユで人生が変わります。
感動する食事って存在します。
プラーナ めっさ入っています。
私がいただいたのも、まさに心身ともにエネルギーになる食事でした。言葉じゃなくてもパワーや思いが伝わるものがあるって、かずこさんが言ってた意味がコレでしょう?
そして、そういうものを日々作っていきたいと思い直す最高の機会となりました。
タイミングまでバッチリです。
やっぱり世の中 よく出来とる。
「誰でも名シェフ」!!!