オザケンとわたしーー弟子の準備が揃うとグルがあらわれる2

 

入浴中のガヤトリーマントラは、身体と心のサウチャができるようです。

 

わたしが聞くのは、風呂の掃除中 (- ι - ) 

先日、さとさんセレクト集をかけてフンフン掃除していました。

ブルーハーツに始まり、はっぴえんど、ソウルフラワーユニオン、日本のロックが流れて小沢健二の曲が流れはじめました。

 

オザケンが世に出てきた当時のわたしは、DMCで言えばクラウザーさん方面でして…フリッパーズやオザケンがどうも気に食わず、彼らの音楽をまったく聞こうとしませんでした。DTPやデザインをやっていたので、信藤三雄さんをとても尊敬していましたが、かれの手がけるアーティストーー当時「渋谷系」と言われたものが、頑固なわたしはどうしても許せなかったんですね。ベレー帽被った女子なんて「敵」でしたから。

 

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ですから、オザケンが街中やCMであれだけ流れていても

「キモい」くらいしか思えなかったのです。

 

 

で、先日。    風呂掃除しながら

 

オザケンって   イイ!!

(|||▽||| )

 

 

当時20代だった彼が、とても美しい旋律をつくり、

 

     喜びを他の誰かと分かち合う

     それだけがこの世の中を熱くする

 

 と、歌うのです。

 

私は それ、最近知りました…。

 

 

他にも唸る歌詞が出てきて、掃除用スポンジ握る手も軽やかにアルバム3枚を数回リピートしました。もう10年以上前(lifeなんて20年)の作品を風呂掃除しながら聞き、ひとり感動する女が2015年の東京に居るなんてオザケンも思っちゃいないでしょう。

 

嫌いだと批判し 耳を塞いでいたけど、

素晴らしいものに囲まれて育った、彼のレベルにわたしがついて行けてなかっただけで。スターが眩しすぎて近寄れず、何もやらずに評論だけしていたアホなわたし。

 

20年遅れで、やっと聞くことができるようになれました。

弟子、準備整いましたーー。

 

そして、歌詞がスッと入るのです。

 

 

刹那

刹那

 

 

球体の奏でる音楽

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