格好つけない美しさ  剥き出しの一生懸命

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引き続き、北インドへ来ております。

 

スワミジたちの話を聞いて、もう日課か!ってくらい涙と鼻水出しています。

心が洗われるというか、話しのあとに まっすぐ見られると勝手にじょばじょば涙が出てきます。

 

彼らはみんな、目が綺麗で

飾り立てず、所有せず、無駄口たたかず、おだやかで、偉そうにする素振りもなく、私の俗っぽい質問にわかりやすく答えてくれます。

全部理解しているから、自分を良く見せる必要なんてないのです。

 

本当にかっこいい…かっこいいなんて失礼だけど。

格好つけないことが美しいのです。

格好つけてるわたしは醜いんです。

運動会で本気に走る子どもとか、プールで必死に泳ぐお婆さんとか、子供を乗せ髪の毛振り乱して自転車漕いでるお母さんとか、甲本ヒロトとか、

剥き出しの格好つけない一生懸命さに、とても心を打たれます。

そういう美しさに弱いのです。

わたしに格好つけエゴがいっぱいあるから。

 

谷の奥にも山あいにも、この国の至る所に聖人はいる。

ただ、彼らは姿を見せないので世間に知られない。

それが真の聖人である。

世間からの評判など取るに足らないものだ。

 

(代表的日本人  二宮尊徳)