「100万回生きたねこ」二度と生まれ変わらなくて嬉しいーー解脱猫
こどものころからあった絵本です。
ふてぶてしい猫の顔が嫌いで
話の意図がさっぱりわからず
ほとんど開かなかったけれど
弟子の準備ができた今、超〜〜〜〜わかるよ。
飼い主なんてだいきらい
自分が一番だいすきだったねこ
100万回め の命で
野良猫という自由をはじめて知って
愛することをはじめて知って
その存在を無くしたときに
悲しみを知り泣き続け
亡骸の隣に横たわり
生まれ変わらなくてよかった…、って
これ 猫なのに あがりじゃんね!
「おれは100万回も…。」と いいかけて
ねこは
「そばにいてもいいかい。」と 白いねこにたずねました。
白いねこは「ええ。」といいました。ねこは白いねこのそばにいつまでもいました。
このエゴが一気に落ちるところで
身体の中のマグマがドワーって湧き上がり
目から涙も一気に落ちるの。
本屋で立ち読みして泣く中年女は
ビジュアルがイタイけれど、w
勝手に流れる涙のスイッチは
人の本質だそうで
わたしはそれを知りたくて
ここへ記録しています。
「わたし」が本当に行きたいところは
ハワイでもオキナワでも無く
きっとここなんでしょう。
人間の生きる目的はモークシャと言われます。
達成したらあがりです。
そこを真面目に勉強しているけど
理解がまだ半端だから
あがりたいけど、あがりたくない
複雑な気分です。
いまのわたしは
自分だいすきなコイツと一緒。
「いまさら おっかしくて!」とか言ってる
99万9999回までの
コイツと一緒
(´・ω・`)