相手に合わせすぎて苦しむより自分そのままを生かして調和することーーマントラのキーと和音

オーム。わたしは声が低いです。

はじめから終わりまで、女性にしてはかなりの低音です。

 

覚えたての頃は、キーを先生に合わせていました。美人で爽やかな先生は声まで美しい、、、透き通った高音。そこへ私の 首を絞められたニワトリのような、苦しそうな声が混じります、、きもちわるい。

居心地悪いので1オクターブ下げてみます。すると今度は低すぎる。

 

にっちもさっちもいきません。

 

ある日、大きなイベントで50〜60人? のAUM詠唱をしました。

広い会場は人同士の距離も遠いし、キーもバラバラで何処に合わせたらいいかもわからない。そんならいいや と自分のキーで唱えてみると、

あら、めっちゃ、美しい和音ーーー

 

ピアノで習った、ドミソ、や レファラ?

理由も原理もわからなかったけど、バッチリ調和した、とにかく心地よい音でした。身体のなかでビリビリ音が振動します。

一人で作れない、みんなで唱えるから 和音。 異なるキーがバランスをとり、共鳴和音が響きます。心地よく、宙に浮くような幸せ〜 な音。

 

「んーーーーー」口を閉じて鼻から音を出すと、振動が頭蓋骨へビシビシきます。

 

マントラの「オーム」を唱えたときなどは、まるで曼荼羅のように。完全な円の中に、中心に向かって何重もの菱形の層が出現したという。

 左は母音”A”を発音すると出来る形。


 これは”OM”(オーム)を発音すると出来る形

Sri Yantra(シュリ・ヤントラ)

http://www.iii.ne.jp/kikuchi/etc200608-2.html

 

これが身体のなかでおこっていると想像したら、すべて納得出来る。

倍音聞くと脳がα波を出すそうで、聖音オームはシンギングボールやティンシャ―と同じ効果を持っています。

 

 

現在、自分のクラスを持つようになって私のリードでマントラを唱えます。

私の低いキーで唱えると、みんながキーを合わそうとします。まるであのときの苦しい鶏と同じ、つぶれた声も聞こえます。女性は特に苦しそう。調和しよう、キーを合わせようと、顎引いて、喉をつぶして低いキーを出そうとしてくれます。

 

〜朱に交われば赤くなる〜

人間は「調和しようとする」性質があります。マントラのキーだけじゃない、日常生活すべてにおいてです。

眺めているとよくわかる。

会社の上司、近所付き合い、部活の先輩、も 過剰に押さえつけ続けて、あるひとたちは合わせることが当たり前になっちゃった。「出る杭は打たれる」「空気読め」とか言われます。自分に合わせて欲しいから、ひとのせいにしたいから、やさしい人が反省するようなことを言ってくる。

なんかオカシイ…心のどこかにひっかかっるものへ合わせる必要なんかなくて、空気も読む必要ありません。だって自立ができているひとは、他人のことを尊重します。依存者に依存を許すとどんどん甘えがエスカレートしますから。

自分を殺して相手に合わせ過ぎるから、喉もつぶれて苦しくなります。自分のカラーやキーを生かしても調和はできます。

 

「空気読め!」って言われたら、「読みませんよ!」と言っちゃって。そのままを生かして調和したとき、最高の和音がきます。 

 

 

クラスの始めと終わりで確実に違う、調和した音のバイブレーションがあります。音の余韻が頭蓋骨へキマったとき、とてもとても気持ちよく幸せで いつも ひっそり酔いしれています。

 (変態っぽいけど、キマレばわかります)

私自身は、キーを少し高めに練習いたします。。。。