入れるより、先に出す 自然治癒力と空白の法則
ひとにはもともと自然治癒力が備わっていて、ヨガの呼吸やアーサナーはそれを引き出す効果があります。新鮮な酸素と血液を滞った場所へ通し、老廃物を流します。川の淀んで濁った水をきれいな水で流すように。
疲れも乳酸も、引き出しの奥の不要な物も、閉鎖的な環境も、滞ると綺麗な物が流れません。
まー、わたしでしたね。
ヒトの身体もほんとうに良く出来ていて、
目にゴミが入れば涙が自然と流れ、喉に異物が詰まれば咳して吐き出そうとします。切り傷だって自然に塞がります。
風邪の菌が入れば熱を出して退治しようとし、お腹に異物が入れば下痢として早く出そうとします。
一般的な体力さえあれば、少し断食して寝ていれば治ります。薬なんか要らない。
むかし、ウチには犬がいましたが、具合の悪いときは何も食べずにただじーっとしていました。松の木の下にチョコンと伏せて。彼らはよく知っています。
外から次々追加して摂るよりも、まずは要らんものを出しましょう。軽い病気なら、身体先生が勝手に治してくれます。
カパラバティと一緒で 出すのが先です。
フン! フン! フン!と 古い酸素を思い切り吐く、吐くことだけに意識を向ければ新しく新鮮なものは勝手に入ってきます。
先日、本屋さんの一角で「片付けよう!」フェア? みたいなものをやっていて、
様々な片付け本が平積みされていました。
新旧さまざまな片付け本。